■ (警戒情報)レンタカーのトラブル 〜事前に 手続きと車の状態確認を〜〈 内 容 〉 先般旅行した折に、現地でレンタカーを借りた。 当日案内された車は使い込んだ古い車で、小さな傷が無数にあったが、価格も安かったので、傷は気にせずに借りることにした。 利用後、車を返却しに行くと、覚えのない車両の傷を指摘され、補償金を求められた。 「車は、どこにも接触していない」と言っても聞き入れてもらえず、修理代と休業補償費として4万5千円を請求された。納得がいかない。 (50代 男性)
★ 消費生活センターからのアドバイス
●トラブルに遭わないため次の点に注意しましょう。 @契約前に保険や補償制度の適用条件を十分に確認し、不明な点は事業者へ確認する。 ・レンタカー等では、事業者によって保険や補償制度の内容や適用条件が異なり、事故を起こした場合でも保険などが適用されない場合や、一定の自己負担が発生する場合があります。 ・ホームページや店舗などで貸渡約款、利用ガイドをしっかりと確認し、納得した上で、事業者やプランを選びましょう。 A利用前と返却時には、必ず車の状態を確認して記録する。 ・「覚えのない傷の修理代を請求された」というトラブルを防ぐためにも、車両や内装の傷に気が付いた場合、細かい傷であったとしても必ず事業者に報告し、併せて写真を撮っておきましょう。 B事故を起こした場合には、すぐにレンタカー事業者に連絡し、所定の手続きをとる。 ・所定の手続きを行わなかった場合、保険や補償制度が適用されず、修理代が自己負担になる可能性があります。 Cカーシェアは利用前後に必ず確認する。 ・利用前に事業者のホームページで操作方法を確認するほか、返却時は忘れ物やライトの消し忘れはないかなど確認し、返却手続きを確実に行いましょう。
※ おかしいなと思ったら、すぐに家族や警察、最寄りの「消費生活センター、相談窓口(全国共通 ☎188) 」にご相談ください。
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