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相談事例集 |
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■相談事例149: ネット通販の詐欺的サイト 〜真偽を慎重に見極めて〜
インターネットの通販サイトで、以前から欲しかった有名ブランドのサングラスが販売されていた。通常2万円が数量限定の9千8百円だった。フォームに入力して注文し、代金は前払いとのことだったので、翌日指定された個人名義の口座に入金した。商品は入金後すぐに発送されることになっていたが、10日たっても届かない。サイトに記載してあった電話番号に連絡したが全く別の業者が出て、私のような電話が何件もあって迷惑していると言われた。メールも送ったが返信はない。どうすればいいか。(30代、女性) |
●今回の事例は結局業者との連絡が取れず、相談終了となりましたが、ケースによっては被害の救済方法を検討できる場合もあります。 |
●「代金を前払いしたが商品が届かない」「偽物商品が届いた」など詐欺的サイトによる被害が発生しています。ほとんどは日本語で書かれた海外サイトです。
●大手企業や有名ブランドのロゴを無断で使用したり、中には既存の通販サイトをそっくりコピーしたサイトもあります。トラブルに気付いてから業者と連絡を取ろうとしても相手に通じないケースが多く、被害回復は容易ではありません。注文の前に本物のサイトかどうかを慎重に見極め、被害に遭わないよう注意してください。
●海外の詐欺的サイトに多くみられる外観上の特徴は▽商品価格が大幅に安い▽住所・電話番号などの記載がない(またはうそ)▽支払い手段が個人名義の口座への前払い▽日本語表記に直訳したような不自然な表現がある▽返品特約など法で定められた記載がない−などです。
●このようなサイトへのアクセスは「検索サイトで商品名もしくはブランド名で検索してヒットした」ケースが多く、検索して上位表示されたからといって信用できるサイトとは限りません。
※ おかしいなと思ったときは、すぐに最寄りの「消費生活センター」または「各市町相談窓口」にご相談ください。 消費者ホットライン 「188 (イヤヤ!)」 |
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