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相談事例集 |
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■相談事例194: 「宅配便の不在通知を装ったSMS」〜心当たりなければ無視を
1か月前、スマ−トフォンに「お荷物のお届けにきましたが、不在のため持ち帰りました。ご確認ください」とURLが記載されたSMS(ショートメッセージサービス)が届いた。記載されたURLを開いて、アプリをインストールしたところ、1日100通以上のSMSが勝手に誰かに送られていた。今後、どうしたらよいか。(60代、女性) |
●実在の宅配事業者などをかたるSMSからフィッシングサイト(偽サイト)に誘導され、スマホに不審なアプリをインストールしてしまったという相談が、全国の消費生活センターに数多く寄せられています。 ●SMSに記載のURLをタップすると▽不審なアプリのインストールを促され、宅配事業者名の偽SMSが自身の端末から多数送信される▽ID・パスワード等を盗み取られる詐欺サイトに誘導されてクレジットカードなどの個人情報を不正使用される▽コンピューターウイルスに感染−といった恐れがあります。決してタップしないでください。 ●URLをタップしてしまい、不審なサイトからアプリをインストールしてしまった場合は、通信を無効にして、不正アプリのアンインストールや、アカウントのパスワード変更をしてください。対応が難しい場合は、「情報処理推進機構(IPA)」の情報を基に、スマホの初期化やパスワードの変更などを行ってください。 ●心当たりのない不審なメールや迷惑メールが届いたら、「無視する」「開かず削除する」ことです。 ●実在の事業者名が記載されたメールなど、本物のメールなのか判断がつかない場合には、公式ホームページなどを調べ、その事業者の問い合わせ窓口に直接連絡を取りましょう。決して、届いたメールに書かれていた連絡先やURL先から確認してはいけません。 |
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