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相談事例集 |
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■相談事例251: 広告より高額!? 〜出張解錠サービスの料金トラブルに注意〜
・スマホで鍵の解錠サービスを依頼したら、HP の表示額よりも高額な請求をされた 夜に帰宅した際、自宅の鍵を紛失したことに気が付いた。 スマートフォンで解錠サービスを検索してみつけた事業者のホームページには、「見積もりは無料」「解錠で 2,000 円〜」と表示されていた。 私はこのくらいであれば支払うことができると思い、無料通話ダイヤルに電話をかけたところ、電話に出た男性から「鍵の種類によって金額が異なるので、料金は現地で伝える」と言われた。 約 1 時間 30 分後に担当者が来て、鍵の種類を確認し作業に入ったが、事前に料金が知らされることはなく、作業が終わってから約 10 万円を請求された。 夜遅くに男性ともめるのも怖いので、仕方なく、近くのコンビニで現金を出金し手渡した。クーリング・オフしたい。 (20 代 女性) |
●依頼前に確認することは? ・「○○円〜」などのインターネット上の広告をうのみにしない 必要な作業は一様ではなく、時間帯や現場の状況次第では必ずしもインターネット広告に記載された料金で依頼できるとは限りません。 「○○円〜」などの安価な金額表示はうのみにしないようにしましょう。 また、出張料やキャンセルした場合の金額も確認をしましょう。
●作業後に高額な請求を受けたときは? ・料金、作業内容に納得できない場合は、その場で支払いをしない 広告では数百円からと書かれていたのに作業後の請求は数十万円と高額になっていたなど料金や作業内容に納得できない場合は、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつ、その場での支払いはきっぱり断りましょう。 ・事業者とトラブルになった場合は、最寄りの消費生活センターなどに相談を 見積もりのために呼んだ事業者とその場で契約した場合、広告などの表示額と実際の請求額が大きく異なる場合などは、特定商取引法の訪問販売によるクーリング・オフなどが適用できる可能性があります。 事業者とトラブルになった場合は受け取った書面や契約の経緯などを整理して、最寄りの消費生活センターなどにご相談ください。
●日頃から備えておきたいことは? ・緊急時に備えて、信頼のおける事業者の情報や紛失時の対応を調べておく 緊急時に備えて、持っている鍵の種類やメーカーなどを確認し、信頼のおける事業者の情報を調べておくと安心です。 また、賃貸住宅の場合は大家や管理会社に、鍵の紛失時にどのような対応をしているか確認しましょう。 |
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