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相談事例集 |
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■相談事例288: 購入・出品した商品が偽物?!フリマサービスのトラブルに注意!
・購入トラブル フリマアプリで有名メーカーのギターを購入したが、シリアルナンバーが見当たらず、正規品ではないかもしれない。どうしたらよいか。 フリマアプリで、商品案内ページに有名メーカー名が記載されていたギターを購入した。商品を受け取って確認したところ、シリアルナンバーが見当たらず、正規品ではないかもしれないと不安になった。出品者に確認したら「はっきり正規品とは言っていない」とあいまいな回答が返ってきた。どうしたらよいか。(30歳代 男性)
・出品トラブル フリマアプリにブランドバッグを出品した。購入者から偽物だと苦情があったので返品を受けたが、バッグがすり替えられて戻ってきた フリマアプリにブランドバッグを出品した。すぐに購入者が決まったのでバッグを送ったが、数日後「偽物が届いた」と購入者から苦情があった。私は偽物など送っていないのでサイト運営事業者にもその旨を連絡し、購入者と交渉を続けたが、最終的に返品を受け入れることにした。 先日、返品されたバッグが戻ってきたが、送付時にバッグを入れたブランドの箱もなく、中身も私が出品したバッグではなく、違うバッグにすり替えられていた。サイト運営事業者に連絡したが、購入者に対し、話し合いに応じるよう連絡をすることしかできないと言われた。(20歳代 女性)
・利用方法に関するトラブル フリマアプリで商品を購入した。取引に問題はなかったが、誤って出品者に低い評価をしてしまった。どう対応すればいいだろうか フリマアプリで商品を購入した。初めての取引だったので操作方法がわからず、誤って出品者に低い評価をしてしまった。出品者に問題はなかったので評価を訂正したいと思い、サイト運営事業者に問い合わせのメールをしたが、その問い合わせもきちんとできているのかわからない。どう対応すればいいだろうか。(50歳代 女性) |

・あらかじめ使い方を理解した上で利用するようにしましょう フリマサービスでは利用者に対して利用の仕組みやルールを説明しています。利用にあたっては、利用規約(ご利用ガイド)などフリマサービス運営事業者からの案内をよく読み、使い方を理解した上で利用するようにしましょう。
・トラブル解決は原則として当事者間で図ることが求められている点を理解して利用しましょう 多くのフリマサービスの利用規約では、トラブルが発生した場合、その解決は当事者間(個人間)で図ることが求められている点を理解しましょう。 フリマサービスの利用にあたって、購入者は「商品についての疑問点を事前に出品者に質問して解消する」、出品者は「商品を発送する際は追跡が可能な方法を採る」等、トラブルの未然防止を心がけるとともに、利用規約の内容やフリマサービス運営事業者への問合せ方法についても事前によく確認しましょう。
・当事者間で話し合っても、フリマサービス運営事業者に相談しても交渉が進まない場合には問題点の整理等を行うため、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう トラブルになった場合にはまず当事者間で十分に話し合いましょう。話し合いで解決しない場合には、フリマサービス運営事業者に問合せをして事情を伝え、鑑定サービス・補償制度の利用や調査等の協力が得られないか確認してみましょう。それでも交渉が進まない場合は、問題点の整理等を行うために最寄りの消費生活センターに相談しましょう。 |
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